sabbay サバーイ

Live extraordinary but ordinary days

Review

Book review: 龍の耳を君に

丸山正樹著。この著者は、初めてよんだように思います。手話通訳士の主人公が、事件に巻き込まれたろう者をサポートしたり話せなくなった少年に手話を教えたりする中で自分の人生や手話通訳士としてのあり方を見つめ直すヒューマンドラマです。 この本の価値…

Book Review: イノベーションへの解

イノベーションのジレンマを書いたクレイトン・クリステンセンの続著。これも授業の参考図書で、この本を読んだ後にイノベーションのジレンマを読んだら、同じようなことが書いてあるなぁという印象を受けました。 皆が気づいていないニーズに対して製品やサ…

Book Review: コンヴィヴィアル・テクノロジー 人間とテクノロジーが共に生きる社会へ

緒方壽人さん著。イリイチの後に読み、理解を深めてくれました(笑)。 道具としてのテクノロジーがどうあるべきかを考えている本。インターネットやもろもろの技術はすでに私達の生活に必要不可欠なものになっていますが、道具として「手放す」、すなわち代…

Book Review: 書店ガール1〜4

碧野圭さんのシリーズ本。眠れない夜に読破しました。 小説なので事実とは違うことも沢山あると思いますが、これを読むと、書店で働く楽しみや大変さが伝わってきて、本が好きな私はとてもワクワクします。同時に、書店に行っても新刊を買うことがほとんどな…

Book Review: 劣化するオッサン社会の処方箋

山口周シリーズ。論調はいままでとあまり変わらないけど、「二流は三流しか登用しない」とか、サーバントリーダーシップの最たるものとして西郷隆盛を取り上げるとか、なかなか興味深い学びもありました。 二流は三流しか登用しないは、私が今まで痛切に感じ…

Book Review: 外資系コンサルの知的生産術

山口周さんの本を読破しており、そのうちの1冊。哲学よりもhow to 本に近いので、そうだなと思うことがいくつか。 ・視座を上げるなら革命家の視座まで上げる。経営者じゃなくて革命家というのが面白い。 ・アンラーンを繰り返す。まっさらにして学び直すこ…

Book Review: 測りすぎ

原題’’The tyranny of Metrics“ ジェリー・Z・ミラー著、松本裕訳。勤め先のトップが紹介していた本なので、読んでみました。 ちょうど、後輩に「数字の意味を考えて使いなさい」と指導したところ。まさしく、この本は達成目標と測定数値が合っているかの検…

TV review エージェント物語

フランスの芸能事務所で働くマネージャー達が主役のドラマ。各回出てくる本物の芸能人達がとても個性的かつ魅力的。Camille Cottinがここでもレズビアンの役を好演してて、本当にそうなのかと思わずググりました(笑) https://www.netflix.com/jp/title/801…

Book Reviews: 夏の騎士

図書館が再開したおかげで勢いの止まらない乱読。新刊リストに掲載されていた一冊。夏休みを舞台に、落ちこぼれ達がその後の人生の宝物となる「勇気」に気づく物語。ティーンの微妙な心のヒダをうまく描いてて、ちょっと甘酸っぱい気分になりました 夏の騎士…

TV review: The Circle フランス版

Netflixオリジナルシリーズの“The Circle”がフランス人で再登場。 https://www.netflix.com/jp/title/81044719 イケてる男女が集まっているせいもあるのか、皆「異性を虜にする」というのが口癖。そして、不思議なほど個人or数人でのグループチャットがなく…

TV review: The Circle

https://www.netflix.com/jp-en/title/81044551 Netflixでハマったコメディ。見ず知らずの男女がSNSの写真とチャットだけでコミュニケーションをとって、ランキングをつけてそのコミュニティから追い出していきます。中には、別人の写真を使っている人もいて…

Sake review: Cho-gin 超吟

Gifted our friend, we have a chance to try cho-gin from Fukui. It is a part of Dai-ginjyo which made by polished 80% of rice. This sake is famous for gifted to emperor. Taste is very sophisticated, fruity. Surprisingly, this sake doesn’t t…

Book Review: パリ在住の料理人が教える 作りおきできるフランスのお惣菜

この年末年始は、フランス家庭料理の訓練をば、とレシピ本を買っていくつか試してみました。この本、レシピが単純で材料も入手しやすい。味も、子供でも大丈夫な感じで、オススメです。 パテドカンパーニュ 1回目はテリーヌ型を使ったところ、家庭用オーブン…

Movie review: 軽い男じゃないのよ Je ne suis pas un homme facile

10月三連休。台風と携帯が壊れたことで、自宅に引きこもって映画三昧。フランスに行くテンションを上げるために、プチフランス映画祭🇫🇷をしました(笑)。その中のひとつが、これです。 https://www.netflix.com/jp/title/80175421 この映画では、男女の役割が…

ご縁の賞味期限 expiration of relationship

会社の同僚に、組織も人もご縁の賞味期限があるのよ、と言われて、納得。ご縁も淘汰され、変わっていくもの。色褪せても、繋がっていれば、時を経てまた色づくもの。この違いは、愛情にあるような気がする。 曽野綾子さんの本を読んで、なんとなく思ったそん…