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Book Review: 舟を編む(三浦しをん)

2012年本屋大賞第1位を取った本。辞書編纂にかかわる人の小説です。すっきりとに、ストーリの展開もオーソドックスで、読みやすい。だからこそ、このストーリーのバックボーンとなっている辞書編纂という仕事の意義(社会を反映した言葉を正しく定義することで、言葉の海を渡る道しるべを提供する)がよくわかります。

携帯電話も電子辞書もなかった小中学生の時、わからないことは辞書を引いていました。私のお気に入りは漢和辞典だったのですが、ひとつの言葉を調べると、そのページにある別の言葉も見たり、説明にある言葉をまた調べたり、とよく寄り道をして宿題が終わらなかったことを思い出しました。この楽しみは、電子辞書でも、Googleにも提供できない。久しぶりに、辞書を使ってみよう。

 

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