sabbay サバーイ

Live extraordinary but ordinary days

Book Review: コンヴィヴィアリティのための道具 

イヴァン・イリイチの本。イリイチビギナーにとっては難解ですが、後書きにこの本はすでに出版された『脱学校の社会』『エネルギーと公正』『脱病院化社会』の総論の位置を占めるとあって、何となく納得。産業主義社会を支えるために人間が道具化する社会の構造を批判し、「自律的共生的な道具の復活」を訴えています。まだ咀嚼しきれていませんが、行き過ぎた産業社会が生み出した技術や、コロナで変わった世界が、図らずも近代社会が求めるヒトという名の労働マシーンからの脱却につながっているかもなぁと思いました。

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#bookreview#イヴァンイリイチ#コンヴィヴィアリティのための道具#これを大学生で理解してた友人はすごい#マクロの視点はわかるがミクロでは人より2倍仕事をして給料が同じなのはやるせない#資本主義自体も変わっていくかも