sabbay サバーイ

Live extraordinary but ordinary days

Book Review: 2030年の世界地図帳

落合陽一著。過去から2030〜2050年の世界の変化予測をデータで提示し、今起こっていることと訪れる変化を解説しています。

SDGsに関していろんな角度からデータを集めてやさしく解説しているので、簡単に概要を知るには便利だけど差別化されていない。この本の価値は、各章の最後にまとめられている著者と池上彰や専門家との対談と、後書きにあります。特に印象的なのは、「多様性を阻害する多様性」という表現。多様性のくだりで、池上彰が多様性の前提にある倫理観が脅かされる場合をこう表現していました。一歩深い議論を引き出すことができる、だから落合陽一なのね、と納得です。

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#bookreview#落合陽一#2030年の世界地図帳#数字で見るSDGs#歴史があって今があることを池上彰が気づかせてくれる#関心を持ち続けることが大事という最後のメッセージはすごく共感