sabbay サバーイ

Live extraordinary but ordinary days

学びと現場を繋げる

今年9月より、Executive MBAのコースに通い始めました。週末のクラスが2年間続きます。

ここ2週間は行動経済学のクラスで、人の直感(システム1)がどのように意思決定に作用するかということをケースベースで学びました。心理学が好きな私にとってはとても面白かったのですが、最終日にこの議論を職場のワークエンゲイジメントやモチベーションと絡んだ時、「はて、うちの職場はセオリー通りにやっているのに、何が問題なんだろう?」とはたと立ち止まりました。授業は基本的にディスカッションベースなので、色んな改善アイデアが出てきます。もちろん参考になるものもたくさんありましたが、現状とのギャップを埋めるためには、何かが足らない。その何かって、何?と1日中モヤっとしていました。

このモヤモヤを抱えたまま、仕事を始めた月曜日。仕事が進むわけもなく、同僚を捕まえて聞いてみたら、次第に問題がクリアになってきます。曰く、

・できないおじさん達へのアプローチに進捗が見えない

・評価基準が明確じゃない(可視化されていないどころか、隠されている)から、昇格に不公平感がある

・組織への改善提案をしても、しれっと流される(そして進捗がない)

この不透明感が、不信感を生んでいます。

私は業務で手一杯で気が回りませんでしたが、違う角度から物事を見ると、まさしく授業で学んだ「フィードバック不足」「進捗不足」が起きています。なによりも、こういったディスカッションが、昇進をためらっている私の正義感を刺激して、後押ししてくれました。やっぱり学ぶことは貴重だし、何より、それを深めることができるクラスや、率直にディスカッションができるいい同僚に恵まれれていることに感謝です。

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#ダメな私でも透明性を持つことはできる