sabbay サバーイ

Live extraordinary but ordinary days

Book Review: 外資系コンサルの知的生産術

山口周さんの本を読破しており、そのうちの1冊。哲学よりもhow to 本に近いので、そうだなと思うことがいくつか。

f:id:sabay:20210627172630j:image

・視座を上げるなら革命家の視座まで上げる。経営者じゃなくて革命家というのが面白い。

・アンラーンを繰り返す。まっさらにして学び直すことで、新たな気づきを得られることもある。

・決定にはヒューリスティックを取り入れる(まあまあいい線をいく答えを、手っ取り早く得る)。不確実な部分を明確にして、50%くらいでとりあえずやってみてから考えることは全然アリ。

・浅薄な帰納に流れない。これは問いを繰り返す、常識を疑ってかかるのと結びついて、要は自分の頭で考えることなんだと思います。

・Less is more。「物事を伝える時には受け手の反応を予測する」と合わせて、受け手に対して発するメッセージをシンプルかつ明確にすることで行動につなげることができる。

・常に自分らしい問いを持つ。この問いは、結局自分のエッジを立てることなんだと思います。

・ガベージイン=ガレージアウト。最近本屋にあるビジネス書に惹かれなくなったのはこれが理由かと(笑)。咀嚼できるようになるタイミングもあるということと合わせて、読むべき本に出会う大切さを改めて認識しました。

 

哲学科出身のせいか、自分のアタマで考えるというメッセージを多く発している気がします。

大学院に行くなら、MBAより哲学科がいいかしら?

 

#bookreview#外資系コンサルの知的生産術#山口周#改めて気づく基本も多い#引用される文章も魅力的#知的ストックを増やす手法は是非取り入れたい