sabbay サバーイ

Live extraordinary but ordinary days

Book Review

Book Review: ダンナ様はFBI

田中みえさんのエッセイ。たまたま図書館で見かけて、手に取りました。ダンナ様の濃いキャラにたびたび爆笑でしたが、キャリアを構築するという観点では日本人より遥かに進んでいるなあと感心しました。手軽に読める面白い一冊です。 #bookreview#ダンナ様は…

Book Review: 騎士団殺し

村上春樹さんの「騎士団長殺し」。This is Haruki Murakami. なぜ、村上春樹がヨーロッパで人気なのか。この本でいうと、人の中で渦巻いているものをイデアやメタファーといった概念で主題に据え、人を多面的に捉えているところがヨーロッパ人の好みに合うの…

Book Review: 人工知能

幸田真音さんの「人工知能」。この作家さんの経済小説は小説は初めてです。 テンポのよい話の展開で、一気に読み進められます。しかも、AIを用いた犯罪をモチーフにするというのは、現代社会に合っていて、面白かったです。欲を言うなら、もう少し研究者の焦…

Book Review: 抵抗する知性のための19講

古典とか、哲学とかは、誰かが咀嚼してくれたものを読むことが多い私。この本も、その文脈で手に取りました。在日朝鮮人である筆者が語る「抵抗する」知性はなかなか興味深く、時に日本における在日朝鮮人に対する差別や第二次世界大戦の時の支配への批判に…

Book Review: 小説 らくだ

お友達に歌舞伎で勧められたのを思い出し、借りてみた本。もともと、落語の滑稽噺?人情噺?みたいですね。読みながら、落語だったらこの行間をどう埋めるんだろう、歌舞伎だったらどう演じるんだろうと想像し、なかなか楽しかったです。 https://www.amazon…

Book Review: がらくた屋と月の夜話

不器用に生きている女の子が、もっと不器用に生きている骨董屋さんとその息子と骨董品にまつわる物語を通じてつながるお話。モノを買うのは、物語も一緒に買うことだという発想は、思い出という名のゴミを捨てられないのと近いかも(笑) #がらくた屋と月の…

Book Review: 図書館の魔女シリーズ

久々にヒットしたファンタジー。言葉を話せない世界一言葉を知っている魔女のお話。しっかりと構築された物語の土台の上に展開されるミステリーに、思わず引き込まれてしまいました。早く次が読みたい! ☆心に残った一文 私は、何を選んだのかではなく、何を…

Book Review: 舟を編む(三浦しをん)

2012年本屋大賞第1位を取った本。辞書編纂にかかわる人の小説です。すっきりとに、ストーリの展開もオーソドックスで、読みやすい。だからこそ、このストーリーのバックボーンとなっている辞書編纂という仕事の意義(社会を反映した言葉を正しく定義すること…