sabbay サバーイ

Live extraordinary but ordinary days

Book Review: 恐れのない組織

今の組織の中期目標を立てるにあたり、経営陣が読んだ本。研究結果から、イノベーションを起こすためには、心理的安全性が必要不可欠であるということであるということを論じた本です。 心理的安全性という言葉自体は、リモートワークの効率性を高めるための…

フランス人との家探し⑥土地探しを始める

土地を探し始めてはや1ヶ月半。一ヶ所、良さそうなところがありましたが、崖の側とお隣の違法建築で、擁壁の設置に2000万円以上かかるとの試算で、予算オーバーであきらめました。 不動産業界は超ドメスティック。英語のできる人なぞおらず、もちろん全ての…

意外な組み合わせ?

アルゼンチンからやってきたこの白ワイン、バニラのノートから始まり、オークの香りが口の中に広がリマスター。その変化が楽しくて、かなり気に入りました。「何が合うかなぁ?」と話をした翌日、出てきたのがこれ! こういう組み合わせ、少なくとも私のレパ…

フランス人との家探し⑤どれだけ田舎に住む?

先日、ハイキングに行った山梨県の勝沼でのこと。 「こんなところに家が欲しいな。静かだし」 …新宿まで1時間で出られるなら検討しよう。 #フランス人との家探し#住みたい場所見つけた?#静かで南アルプスや八ヶ岳も近くて意外とアリかも?

フランス人との家探し④

家探しを始めてはや2ヶ月が過ぎました。ウッドショックや金利上昇、土地の出物が少ないといういくつもの苦難もありつつ、やっばり注文住宅かねっていう話になっています。 「中学生の頃は建築家になりたかった」とのたまうフランス人。どれくらいの床面積が…

フランス人の夕ご飯②

「サラダ作って〜」と頼んだら、こんな小洒落たものが出てきました。 牛肉ではなく、トマトです。 頼むと色々作ってくれますが、頼んじゃいけないのが中華料理。チャーハンを作ってもらったら、弱火でじっくり温めるから、ご飯が野菜から出た水を全て吸って…

フランス人の夕ご飯

昨日の夕飯はコレ クレープ! 甘いのとそうでないのと生地が違うらしく、昨日は甘くないやつでした。 中身もベーコン卵やチーズバジルなどひとつずつ違っていて、美味しかったです。 #フランス人との結婚生活#夕飯にクレープ#張り切って作ってました#クレー…

Book Review: 測りすぎ

原題’’The tyranny of Metrics“ ジェリー・Z・ミラー著、松本裕訳。勤め先のトップが紹介していた本なので、読んでみました。 ちょうど、後輩に「数字の意味を考えて使いなさい」と指導したところ。まさしく、この本は達成目標と測定数値が合っているかの検…

フランス人との家事分担

うちのパートナーは「自分も家事をやるのが当たり前」と思っている模様。だからといってマメにやるかといったらそういうわけではなく、食後のお茶碗洗いと週末の掃除は彼の担当、料理はたまに作る程度です。全体の割合でいうと8:2くらいで私の方が家事を負担…

フランス人との家探し③方針決定

1ヶ月半ほどの物件訪問の中で、フランス人の好みに合う家はなかなかないので、注文住宅にしたら?とのアドバイスを受けて、住宅メーカーや工務店に連絡を取り始めました。日本語がわからないパートナーへの通訳は、私の仕事。まずは日本語で聞いた話を英語で…

フランス人との家探し②

大学を卒業してから、2-3年ごとに職場や住む場所を変えてきた私。ここ6年ほどは東京にいますが、フットワーク軽く動けることが大きな理由のような気がします。対して、日本に来るという大胆なことをやってるのに、定着志向の強いパートナー。ちゃんと貯蓄し…

フランス人との家探し①家を買うことを決める

一緒に住み始めて2年。パートナーは出会って6ヶ月で日本に来るという大胆な人ですが、定着希望の強い人なので、家を持とうという話が最初の頃から出ていました。今のマンションの賃貸契約が10ヶ月ほどで終わるので、3月から家探しを始めました。 リビングが…

Book Review: ダンナ様はFBI

田中みえさんのエッセイ。たまたま図書館で見かけて、手に取りました。ダンナ様の濃いキャラにたびたび爆笑でしたが、キャリアを構築するという観点では日本人より遥かに進んでいるなあと感心しました。手軽に読める面白い一冊です。 #bookreview#ダンナ様は…

グテの時間:チョコレートケーキ

今日のグテは、うちのパートナー作、チョコレートケーキ。年度末の有給消化で、何を作り始めたかとおもったらケーキでした。 パートナーは大のチョコ好き。スイスにいた時は、ショコラティエが作ったチョコを買ってきて毎日少しずつ食べていたようです。日本…

Book Review: 騎士団殺し

村上春樹さんの「騎士団長殺し」。This is Haruki Murakami. なぜ、村上春樹がヨーロッパで人気なのか。この本でいうと、人の中で渦巻いているものをイデアやメタファーといった概念で主題に据え、人を多面的に捉えているところがヨーロッパ人の好みに合うの…

Book Review: 人工知能

幸田真音さんの「人工知能」。この作家さんの経済小説は小説は初めてです。 テンポのよい話の展開で、一気に読み進められます。しかも、AIを用いた犯罪をモチーフにするというのは、現代社会に合っていて、面白かったです。欲を言うなら、もう少し研究者の焦…

グテの時間:カラメルりんごのケーキ

またまたりんごのケーキを焼きました。カラメルりんごのケーキです。カラメルがうまく作れず、口を出したパートナーと口げんか。うちのフランス人はスイーツ作りもするので、こんなことでけんかになります。作っているだけでありがたいと思って欲しいと思う…

野沢温泉でスノーボード

建国記念日のお休みを利用して、野沢温泉にスノーボードに行ってきました。スノボには向かない快晴で、雪も溶けかけており、地球温暖化に対して何かしなければと毎回思います。 今回は、お友達カップル達と一緒に行くことになり、Airbnbを借りてシェアするこ…

グテの時間:りんごケーキ

春めいてきた今日この頃。季節の変わり目なのか、睡眠の質があまり良くなく、色々とサボりがちです。 八百屋でりんごが安く売っているのを見つけ、購入。りんごの季節ももう終わりに近づき、あと何回ケーキを焼けるかな。 https://delishkitchen.tv/recipes/…

グテの時間:tarte rhubarbe

ちょっと早いバレンタインのギフトは、ルバーブのパイ。日本に来て最初の誕生日に「何が食べたい?」って聞いたら「ルバーブのタルト」とのこと。どうも、好物らしいです。 タルト、といっても、フランスではタルト型で焼くものを全てタルトと呼ぶらしく、生…

フランス文化考:歳を重ねることの価値

森喜一の女性蔑視発言が世の中を賑わしている今日この頃。 先日、フランスのドラマを観ていた時、女性が10歳ほど上のカップルに対して息子が否定的な発言をしたのに対し、「そんなの普通じゃない?私の周りにもたくさんいるよ」と母親とおばあちゃんに突っ込…

Book Review: 抵抗する知性のための19講

古典とか、哲学とかは、誰かが咀嚼してくれたものを読むことが多い私。この本も、その文脈で手に取りました。在日朝鮮人である筆者が語る「抵抗する」知性はなかなか興味深く、時に日本における在日朝鮮人に対する差別や第二次世界大戦の時の支配への批判に…

今月のグテ

1月はあまり時間がなく、新しいスイーツに挑戦できず…「生クリームのケーキはフランスでは一般的じゃないの?」って聞いたら、「もちろんあるけど、自分はあまり好きじゃない」とのこと。ふむ、焼き菓子だけじゃなかったのね、とまたひとつ偏見が解消されま…

TV review エージェント物語

フランスの芸能事務所で働くマネージャー達が主役のドラマ。各回出てくる本物の芸能人達がとても個性的かつ魅力的。Camille Cottinがここでもレズビアンの役を好演してて、本当にそうなのかと思わずググりました(笑) https://www.netflix.com/jp/title/801…

Book Review: 小説 らくだ

お友達に歌舞伎で勧められたのを思い出し、借りてみた本。もともと、落語の滑稽噺?人情噺?みたいですね。読みながら、落語だったらこの行間をどう埋めるんだろう、歌舞伎だったらどう演じるんだろうと想像し、なかなか楽しかったです。 https://www.amazon…

Book Review: 祝祭と予感

直木賞を受賞した「蜂蜜と遠雷」からスピンオフしたオムニバス。蜂蜜と遠雷の登場人物の背景がわかります。これを読んで本編に戻ると、物語に深みが出て、もっと楽しめます。 個人的に袈裟と鞦韃(ブランコ)が好きかな。本編、オムニバス両方とも文章がそのま…

フランス人と結婚生活: 新年のごはん

パートナーとの新年のごはんは、Mondoreというクリーミーなチーズをオーブンで焼き、ジャガイモにかけて食べるディッシュ。このチーズがまろやかで、日本人の口にも合うテイストです。 初めてこの料理を食べた時、サイドディッシュはジャガイモとハムで、野…

フランス人との結婚生活:クリスマスと新年

あけましておめでとうございます♪ クリスマスと新年は、フランスに限らず、日本と欧米では過ごし方が違うようです。一般的には、欧米ではクリスマスを家族で過ごし、ニューイヤーはそこまで大きなイベントではないみたい。日本と逆です。 パートナーに聞くと…

Tarte Normandie

もうひとつのリンゴのケーキは、ノルマンディ風リンゴのタルト。ぎっしりとリンゴが詰まったタルトです。レシピは↓の本を参考にしましたが、タルト生地の作り方がシンプルですごくいい。その他のレシピも手間があまりかからず、この本は手元に欲しいと思いま…

Book Review: がらくた屋と月の夜話

不器用に生きている女の子が、もっと不器用に生きている骨董屋さんとその息子と骨董品にまつわる物語を通じてつながるお話。モノを買うのは、物語も一緒に買うことだという発想は、思い出という名のゴミを捨てられないのと近いかも(笑) #がらくた屋と月の…